中村 勇紀

インタビュー

中村 勇紀

現在の仕事内容を教えてください

会社が所有する物件、具体的には、本社を始めとする事務所、宿泊施設などのメンテナンス、補修管理を担当しています。壁などの建築関係、電気関係など、メンテナンスの内容は多岐にわたります。実際の補修作業については、さまざまな分野の専門業者に依頼する事が多いのですが、物件をチェックするのは僕らの役割なので、3〜4人のチームですべての物件の状態を把握し、的確に対応していくことが求められます。
愛知県にある100室ほどの宿泊施設のメンテナンスを担当した時は、こんな立派な施設を担当できるのかと、緊張感を味わうとともに、やりがいを感じました。規模が大きいので、メンテナンスを完了したと思ったらまた別の補修が必要になりそうで、「いつまでも終わらないのでは」と、一抹の不安を感じましたが、挑戦できる喜びの方が大きかったです。

どんなところに仕事の難しさを感じますか

補修メンテナンスをすべきタイミングを正確に掴むということです。わかりやすくいうと、「まだ大丈夫」という状態と、「もう補修しなければダメ」という状態の間の、どのタイミングで補修をするかということです。補修が必要な段階になってから対応していては、その物件が稼働できなくなって会社に損失を与えてしまいます。早めに補修をしておくとそのような心配はないのですが、まだ使えるものを直したり、交換したりすると、より多くの経費を使ってしまいます。
また、設備などについては一定のメンテナンス時期の目安はあるのですが、急に壊れてしまう場合もあるので、安易に予測するのは危険です。それだけに、実際にこまめに物件を見て回って、自分自身でコンディションを確かめ、できるだけ正確な状態を把握するように心がけています。

会社の魅力を教えてください

どんどん新しいジャンル、新しい仕事にチャレンジできる環境です。この会社に入社した時には、宿泊施設のメンテナンスを担当するなんて夢にも思っていませんでした。当然、新しい仕事は惰性でこなす事はできず、大変な部分はありますが、毎日新しい刺激があって、仕事を楽しいと感じることができます。
僕の場合、毎日同じように出社して、同じ仕事をするのは自分に合っていないと思うので、日常的に思ってもみなかったことが起こるこの会社は魅力的です。まだ若いころ、先輩に「どうしましょう?」と聞くと「自分の直感を信じろ」とよく言われました。わかっている人に聞いてその通りやれば、責任を持つ必要もなく楽ですが、自分で考え行動することで決断力や責任を持って仕事に取り組む姿勢が養われました。

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